推しがいる人生
私は好きなアーティストのグッズを集めたり音楽を聴いて部屋の隅っこで浸るのが大好きな自己完結型オタクであります。
好きを垂れ流すことはあれど誰かと好きを語り合ったりライブやイベントでリアルに会いにいくことにはあんまり熱量がない。
そんな私が唯一会いに行きたい推しがいます。
ライブに来なくて家でひとり聴き込むファンを救ってくれる、ひとりでもライブを楽しめる、踊らなくてもコールできなくても好きなようにからだをゆらしていい。
私は私の好きなように好きなことを推していいと教えてくれた星野源さん。
楽曲の素晴らしさお芝居の素晴らしさ才能の塊なのは当然として、
毎週のラジオは心の拠り所だけど、必ず毎週聴き逃してはならないような圧迫感はない。
好きで在り続けることを頑張れない自分を責める必要はないと節々から優しく感じる。
とにかく星野源を推す空間は心地よいのです。
3年ぶりに会えるイベントを目の前に、私は体調を崩してしまいました。
術後のカラダはまだ万全ではなく、でも頑張れば行けなくはない。
リセールする勇気もないまま今朝まで悩み、術後経過受診後の病院からとぼとぼ帰りながら、
頑張れば > 会いたい
になってることを受け入れ、勇気をもって断念することにしました。
つらい。行きたい。
でも明日からも生きていかなくてはならない。
健康な私なら今日源さんに会えるだけで明日からの生きる活力が無限に湧いてくる。
でも今の私は明日からの罪悪感を背負うかもしれない。
絶対また会えると思って我慢した3年、やっと会えるこの機会を手放すなんてありえない。
でも、誰かにファンの鑑だと思われたくて推しているのではない。
星野源が喜ぶから推しているのではない。
私が、しあわせになれるから推しているのだ。
明日も頑張るために推しているのだ。
「また会える」がまた来ることを信じて。
推しのいる人生が末永くつづくことを信じて。
笑顔で会いましょう。
配信ありがとう源さん。大好きです。
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